FK ビューティコラム

“毛穴レス肌”を目指そう!実は見落としがちな、正しい毛穴ケアの方法って?

※毛穴の目立たない肌のこと。

「毎日しっかりケアしてるはずなのに、何でこんなに目立ってしまうんだろう…?」

鏡の前でじ~っと自分の毛穴を見つめて、落ち込んでしまう事ってありますよね。

まじまじとお肌を見られると「うっ、見ないで!」と、つい顔を背けたくなってしまいます(笑)

だからと言って、厚塗りファンデで誤魔化してしまうのもつらいですよね…> <

そんな長年の【毛穴悩み】から解放されたい方は、ぜひこの記事を読んで今日からのケアに活かしてみて下さいね♪

なぜ毛穴が目立ってしまうの?

ズバリ!その理由は大きく分けると2つあります。

1つは、一般的にもよく聞く「皮脂の過剰分泌」によるもの。

若いころまでは"思春期によるもの"なのですが、大人になっても「ホルモンバランスの乱れ」や「生活 (食) 習慣」、そして「肌の乾燥」などで、皮脂が過剰分泌されてしまうケースが非常に多いんです。

そうして生まれた皮脂のせいで【毛穴の出口が圧迫され、広がってしまう】から、毛穴トラブルが発生してしまうんですね…!

また毛穴の「角栓づまり」や「黒ずみ」などは、こうした皮脂汚れが酸化したものと言われています。

さらに最近では、マスクの摩擦により汗や皮脂量の分泌が盛んになることもあるので、かなり注意が必要と言われているんです > <

そしてもう1つの大きな理由は、ズバリ「加齢により毛穴がたるむ」こと!

よく【たるみ毛穴】とも言われる現象です。

これは文字通り、皮膚が重力によって下に引っ張られるせいで、毛穴が大きくたるみ目立ってしまうことが主な原因…!

加齢から、皮膚を支えてくれるはずのコラーゲンが減少したり、弾力が低下することによって【お肌のハリ】が失われた結果、起きてしまうものなんです。

皮脂の過剰分泌によって起きる【開いた毛穴】においても、実はハリの低下が大きな原因の一つと言われています。

こうした様々な毛穴トラブルが悪化し、正しいケアが出来ないままでいると、凸凹としたクレーター状の毛穴も発生してしまうんです…!

毛穴が目立つ原因は【大きく分けると2つ】と言われていますが、そこから様々な種類の毛穴トラブルへと繋がっていってしまうんですね。

実はやってしまいがちなNG行為

「この毛穴たちをどうにかしたい!」そんな焦る気持ちも相まって、実はやってしまいがちなのが【毛穴を悪化させるNGケア】!

まずは、そんな火に油を注いでしまうような、今日からやめるべきNGケアを知っておきましょう!

NGケアその①"酸化しやすい油分系コスメ"で保湿をしすぎること!

もっとも誤解しやすく、そしてやってしまいがちなNGケアと言えばコレ。

毛穴が目立つ方は「乾燥」によって皮脂が過剰に分泌されてしまっていることが多いため、しっかり保湿をすることが重要と言えます。

しかしながら、そもそも【油分】によって毛穴が開き、たんぱく質や汚れがたまるせいで、角栓や黒ずみ等の"目立ち毛穴"が発生してしまいます。

さらにそこに【酸化しやすい油分系】のクリームや乳液などで保湿をしてしまうと、余計に過剰な油分が重なることになってしまい、結果として状況の悪化を招くこともあるんです!

つまり、毛穴肌の保湿をする上では【水分系 (ジェル状)】などの油分が少なく、みずみずしく保水が出来るようなケアをするのが無難と言えるでしょう…!

油分の足りていない部位にのみ、クリームや乳液を使用するといった使い分けが、毛穴肌へのベストな保湿方法となることもあるんですね!

NGケアその②角栓の"表面以外"も取り除くこと!

今ではSNSなどでもよく言われていることですが、それでも多くの人がついついやってしまいがちなNGケア。

指などで角栓をぜんぶ押し出す対処法は、さらなる悪化を招いてしまうめ、確かに気持ち良い時もありますが避けるのがベターです!

器具やパックで根こそぎ引っ張り出したり、無理に押し出したりすると、皮膚は「もっと角栓が必要だ!」と思い、過剰に分泌してしまうことに…。

よって、お肌の表面に見えてしまっている余分な部分だけを【やさしく洗顔やクレンジングで上から削る】程度に抑えるのが良いと言えます。

どうしても角栓を取りたくなってしまう時もありますが、ぜひ"角栓の表面部分だけを削る"ことを日々意識し、しっかりと泡立てた洗顔をコツコツ行ってみて下さいね♪

NGケアその③"ストレスホルモン"を分泌しやすい生活を送ること!

実は「ストレスはお肌に悪い」と言いますが、特に毛穴にとっては本当に良くない事なんです!

心身にストレスがかかると【ストレスホルモンの分泌】が起き、皮脂腺を刺激してしまいます。

すると皮脂分泌が過剰になり、どんどん毛穴開きが促進されてしまうんです…!

単に心の抑圧だけでなく、"運動不足"などのストレスも血糖値が上がって【お肌の糖化(細胞の劣化)】が進んでしまいます。

また、体重が増えることで【肥満による脂肪の炎症】も起きやすくなってしまうんですね。

このどちらも、毛穴トラブルを引き起こす大きな原因となりえてしまうため、習慣的に意識する必要があります。

ちなみに"早食い"行為も、肌の糖化(細胞の劣化)を引き起こすため、毛穴ケアのためには控えた方が良いと言えるでしょう > <

可能であれば1日30分程度のウォーキングをしつつ、食事はゆっくりよく噛んで摂るのが理想的。

そしてメンタルに負荷をかけすぎないといったことも、実は遠回りなようで毛穴ケアには大事なテクニックとなるんですね!

いきなり全てを実現することは難しいかも知れませんが、なるべく意識をして生活するだけでも、毛穴にはとても良い肌環境が整えられます。

「毛穴レス肌は、心身の健康から♪」を念頭に置き、ぜひコツコツと健康維持のためにもストレスを軽減する習慣にトライしてみて下さいね!

NGケアその④過度に気にしすぎてしまうこと!

最後はとてもシンプルですが、一番重要なことになります!

どんなに美肌な方でも、至近距離で肌を見れば必ず毛穴は見えてしまいますよね。

つまり『毛穴レス肌』というのは、あくまで【通常の距離感】において毛穴が見えづらい、ほぼ感じられないといった肌環境のことであって、毛穴が完全になくなる

という事ではありません…!

しかし中には、拡大鏡で見すぎたり、毛穴をすみずみまで至近距離で観察する習慣がついてしまっている!という方もいますよね。

そんな方は、ついつい触ってしまい菌や摩擦の悪影響を招いたり、『今のケアに効果がない』と感じてはコスメの浮気を繰り返してしまい、その蓄積が思わぬ肌トラブルを起こしてしまうということもよくある話なんです…。

「美は一日にしてならず」という言葉がありますが、あえて気にしすぎないという選択肢も頭に入れながら生活することで、よりよい毛穴ケアが出来ると言えるでしょう!

お肌つるん♪毛穴レスへの近道とは?

ひとえに毛穴ケアと言っても、その種類や主な原因は様々。

「これだけすればOK♪」といった万能な方法はなく、それぞれの毛穴トラブルの状況にあったケアを選ぶ必要があります…!

ここでは毛穴の種類ごとに、適切なケア法をご紹介いたしますね!

毛穴レス知識①たるみ毛穴のケア方法♪

毛穴が重力に負けて、たるんでしまうことで生じる「たるみ毛穴」。

その改善方法はズバリ「お肌の内部 (真皮層) で、コラーゲンを増やすこと」です!

加齢や紫外線、ストレスによる活性酸素で【コラーゲンの劣化・減少】が進んでしまうと、いくら保湿をしても根本的な解決には至りません。

肌表面の「角質層までのケア」だけでは、毛穴のたるみにアプローチすることは難しいんですね。

よって、さらに奥の"真皮層"に働きかけて、【コラーゲンの産生を促してくれる】有効成分が配合された、医薬部外品を活用するのがベストな選択肢と言えます!

例としては、有効成分「ナイアシンアミド」といったシワ改善にも効果がある、真皮層でのコラーゲン増加が期待できるものが良いでしょう。

またそうした有効成分が、浸透しやすくなる技術が採用されているとよりベターです◎

たるみ毛穴をケアするためには、まず【お肌のハリを取り戻すのが最優先】ということを念頭に、真皮層へのアプローチができる医薬部外品を選びましょう♪

毛穴レス知識②開いた毛穴のケア方法♪

開いた毛穴は、前述のたるみ毛穴と同様に、お肌のハリが失われて起きる現象でもあります。

しかし、もう一つの大きな原因が【皮脂の過剰分泌】です!

肌の乾燥や、紫外線の刺激によって皮脂分泌が過度に起きると、毛穴が押し広げられ、常に大きく目立ってしまう状態におちいります。

こうした場合は、まず余分な皮脂をオフすることと【ジェル状のみずみずしい保湿】でお肌を整えるケアが良いと言えるでしょう…!

肌の油分と水分のバランスをしっかり整えるために、優しく不要な皮脂を取り除き、スキンケアの「水分が浸透しやすい状態」を作っていくと毛穴は徐々に引き締まっていきます。

その一方で、もう一つ注意すべきは【摩擦を徹底的に避ける】ということです。

洗顔料をしっかりと泡立てて優しく洗うことはもちろん、お肌に刺激を与えるパッティングは避け、ハンドプレスで温めて手の熱で浸透させるのが望ましいです。

また、メイクをオフするときはシートタイプのものを使用することは避け、丁寧にこすらず撫でるようにクレンジングするのがオススメです!

そして今では毎日マスクをするため、その素材を出来ればコットンやシルクなど、お肌との親和性が高い製品をチョイスしていきましょう♪

毛穴レス知識③角栓毛穴のケア方法♪

角栓毛穴は、はがれた古い角質と過剰な皮脂が混ざり、毛穴に詰まった末に起きてしまいます。

さらに放置すれば酸化によって黒ずんでしまうため、小鼻の黒ずみなどは早めのケアが必要です…!

しかし、一気に押し出して取り除くといった物理的な行為はNG。

そのためケアにおける重要ポイントは、"毎日の洗顔・クレンジングで、少しずつ角栓を小さくしていくこと"になります!

いらない部分の角栓のみを取り除くため、しっかり泡立てた洗顔ケアと、で、優しくお肌を撫でるクレンジングで、徐々に浮き出た角栓の表面部分を削るようにして落としていきます。

またメイクを落とす際には、"ホットタオル"で詰まった毛穴を温めたあとに、”ミルクタイプの優しいテクスチャーのクレンジング”でお肌を丁寧にマッサージするようにオフしていくと良いでしょう!

冬場の乾燥が気になる方は、皮脂の過剰分泌を防ぐため、成分面でも特にミルクタイプでのメイクオフがお勧めと言えます♪

毛穴レス知識④黒ずみ毛穴のケア方法♪

黒ずみ毛穴には様々な種類がありますが、その多くは前述の「角栓の酸化による黒ずみ」と言われています。

これに関しては、角栓へのケアと全く同じ対処法で、少しずつ洗顔・クレンジングで改善していくのが最短ケアとなります♪

そして、もう一つの大きな原因は【メラニン毛穴】という、色素沈着が起きて黒ずんで見えてしまう状態なんです…!

これは皮脂が"紫外線の影響"を受けていたり、不衛生な状態が続き「毛穴の内側の皮脂の酸化」や「菌の代謝物による刺激」の結果として、炎症や活性酸素が発生、メラニンが生成され、色素沈着してまうのが主な要因と言われています。

こうした毛穴には、角栓毛穴と同様のケアを意識しつつ、【美白有効成分】が含まれた保湿ケアを浸透させていくのが良いでしょう。

また【ビタミンC】系の成分は、皮脂を抑制し、肌の炎症を抑えてくれることが期待できるため、ぜひケアに取り入れてみてくださいね。

いじらず、擦らず、焦って下手にケアを重ねるのではなく、優しく汚れを取り除き、必要最低限の的確なケアを行うことで、徐々に黒ずみを改善させるのが近道と言えるでしょう…!

毛穴レス知識⑤凹凸毛穴のケア方法♪

上記の様々な毛穴状態の悪化が進むと、デコボコとした毛穴になってしまい、自力での改善が中々難しいタイプになってしまいます。

毛穴の開きや乾燥が原因のデコボコ毛穴に関しては、とにかくお肌を傷つけない"正しいクレンジングと泡洗顔"を徹底すること。

また保湿による【毛穴の引き締め】や【コラーゲンの産生】など、その他の毛穴ケアの方法を複合的に行っていく必要があります。

まずは前述の①~③までのケアを徹底し、凸凹毛穴にさせないことが最重要です!

しかし凸凹を感じてしまったら、マッサージ効果の期待できる「炭酸パックなどのスペシャルケア」を定期的に取り入れてみましょう。

皮膚のターンオーバーや新陳代謝の促進により、【新しいお肌へと生まれ変わらせていくためのケア】を心がけ、少しずつ凸凹の無いきれいな毛穴に最適な環境を整えていくことがベストです!

まとめ

毛穴のトラブルは、色々な要素が絡み合って発生します。

しかし、ほとんどの状況は『繊細な毛穴に優しい洗浄と、油分と水分のバランスを整える保湿ケア』で、改善へと向かっていくことがお分かりいただけたかと思います。

まずは一ヶ月、毛穴環境を整えることを意識したケアをはじめてみましょう!

きっと少しずつ改善が見られるうちに、どんどん毛穴をいたわる習慣が生まれるかと思います♪

「ゴシゴシとお肌を洗いたい!」そんな気持ちは抑えつつ、細かな努力が未来の毛穴レス肌を叶えることを胸に、正しい毛穴ケアに取り組んでみて下さいね!